2014.08.11更新

足立区西新井駅近くのヒロ歯科クリニック院長の佐藤浩史です。

9月7日にタカラベルモント福岡営業所にて開業を考えている先生方へのセミナーを行います。

画像は7月27日に東京で開催したパンフレットです。今回のセミナーではこのコラボセミナーで話した内容を中心に行います。

東京から離れているところでのセミナーなので、普段話すことが出来ない内容もあるかも(;^_^A

税理士さんの話も交えて2時間半びっちりお話ししますので、少しでもご興味をお持ちの方は参加お願いします。

とはいえ、福岡開催なのでこの記事を読んで参加する人はいなそう( ;∀;)

詳細、申し込みは下記のタカラベルモントのホームページよりお願いします。

http://www.takara-dental.jp/seminar/pre_open/index.html

 

タカラベルモントセミナー

投稿者: ヒロ歯科クリニック

2014.08.09更新

足立区西新井駅近くのヒロ歯科クリニック院長の佐藤浩史です。

7/31に日本歯科大学生命歯学部にて東京都歯科医師会卒後研修、審美領域の歯周外科手術と再生療法を受講してきました。

まずは、日本歯科大学附属病院総合診療科 教授 仲谷 寛により、前歯部と臼歯部における歯周外科手術について講義がありました。
歯周外科の目的は①感染源の除去②形態の改善③歯周組織の再生という歯周外科に関する基本的な解説から始まりましたが、とてもわかりやすかったです。
補綴出身の私は、フラップの扱いには苦手意識がありましたが話を聞いて気がついたことは、昔から、この手の話になるとあんまり真剣に聞いてなかったみたいです(笑)。だからこそ、とても参考になりました。
以後、実習時の注意点も含めて記載してあります。

<ウィドマン改良フラップ手術> MWF
適応症が広く、オールマイティーかつファーストステップに最適な術式。頬側0.5mm舌側1.5mm程度で切除。骨膜にあてるように切開、歯間乳頭は削ぐように切開。MJGを超えないため、退縮しないと言われていて、歯間乳頭パピラも戻ってくるといわれている。

<歯肉弁根尖側移動術>APF
生物学的幅径、フェルールの確保のための臨床的歯冠長延長術(クラウンレングスニング)として応用される。生物学的幅径約2mmを確保するということは、その分歯槽骨を削合して充分な長さを得なければなりません。わかっちゃいるけど、実際行うときには短くなりやすいので、再認識しました。
根面露出やHysが起こりやすい点がデメリット。

歯周外科後に歯肉退縮を招く要因①炎症の改善②創傷治癒過程における組織の改善③手術による組織の切除。①②はしょうがないが必要以上に組織を挫滅させないデリケートな処置を心がける。③近年の審美的要求も踏まえて治療法を選択しないといけない。

MWFでは、内斜切開を加えるところは歯肉退縮につながる。そこで、
<歯間乳頭保存術>Papilla Presanation Technique
歯間乳頭の形態が維持されるため、審美性に優れる。ただし、歯間乳頭の幅が2mm以上、厚みも必要で幅が狭い症例は適応できない。歯間部などの骨欠損上に切開線がこないようにつかうこともある。
舌側歯肉溝から5mm程度離した半月状切開、メスを骨に垂直に。頬側切開時に調子よく歯肉溝切開を連続して加えていかないように注意!(実習でやっちゃいました)。
幅がないなどの部分は簡易型切開ということで、隅角部から斜めに切開する。歯間乳頭歯肉分離(剥離)はブーザーみたいな剥離子かスプーンエキスカで先端を骨面から離さないように丁寧に剥離。
切歯孔に注意するため、正中部は側方から歯肉弁を持ち上げるようにし、切歯孔を確認しながら剥離。正中部はまっすぐ根尖方向に剥離進めないこと!
歯根面がしっかり見えるように肉芽組織を除去。
内側性マットレス縫合:頬側フラップがさがりにくい。口蓋側外面から刺入、唇側は幅が広いときは水平で全体的に狭いときは垂直、斜めになることもある。縫合糸は乳頭部歯肉の内面を通っている。歯肉弁は抑え込まれず、歯間側に持ち上げられる。
外側性マットレス縫合:口蓋側外面から刺入。口蓋側内面から刺入し、外面へ。唇側歯肉弁外面から刺入。唇側歯肉弁内面から刺入し外面へ。縫合糸は、乳頭部歯肉の上を通り、口蓋側にて結紮。歯冠部歯肉内面に糸は通過しない。
ランプマットレス縫合:唇側歯肉弁外面から刺入。歯間部通し、口蓋側歯肉弁内面から刺入(ここまで単純縫合と同じ)。唇側に針を戻し、唇側歯肉弁内面から刺入(内側性マットレス縫合と同じ)。唇側にて結紮。口蓋側の歯肉は骨の方向に抑えられるが、唇側の歯間乳頭は持ち上げられる。

エムドゲインを用いた歯周組織再生療法について日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座 沼部幸博教授より講義がありました。
局所麻酔は歯間乳頭を避ける。歯肉溝切開、隣在歯に縦切開。特に歯間部の切開には細心の注意を払う。時間をかけて肉芽組織の除去、SRP、エッチングについては、海外では根面処理剤PrefGelというEDTAがあるのだそうだが、
日本では、リン酸エッチング15sec~20sec、やりすぎは禁物。スポンジンなどを置いて流れ出ないように一工夫。エムドゲインジェル塗布部位には唾液や血液が入ってこないようにする。縫合糸をあらかじめ通しておくのもあり。
軟組織の治癒が早い傾向にあるが、抜糸は2~6週後。固定も必要(講義では語られていないが、井川先生の情報)。この間EMDは生理的条件下で凝集、沈殿する。
オペ日から6週後(抜糸時)までの間は術部位にブラッシングやフロスの使用を禁止する。口腔内の消毒薬の使用と、プロケア。
エムドゲインをはじめとする現在の再生療法では劇的な効果は期待できない。再生療法は次の段階を待っている状態。
併用法は適応外のため、勧めていないが、バイオスとの併用は有効との海外の文献も!?

GTR法については、総合診療科科長小川智久から講義がありましたが、さらっと基本的なことだけでした。省略します。

垂直懸垂縫合変法(Modified mattress suture):内側性垂直懸垂縫合を行い、口蓋側にわずかにループを残しそこに針を通す。それにより、歯肉弁がつりあがり、さらに口蓋から歯肉弁の接合部を押さえつけることが可能になる。

頭がペリオモードのうちに歯周外科の書籍で復習&縫合などの自主練習が必要かな?時間が…

投稿者: ヒロ歯科クリニック

2014.08.08更新

投稿者: ヒロ歯科クリニック

2014.08.08更新

投稿者: ヒロ歯科クリニック

2014.08.08更新

投稿者: ヒロ歯科クリニック

2014.08.07更新

足立区西新井駅近くのヒロ歯科クリニック院長の佐藤浩史です。

診療終了後にマイクロスコープ講演会に出席しました。演者は山梨県甲府市開業の山浦泰明先生です。山梨県開業の秋山勝彦先生という方を師と仰いでいるということでした。

普段の診療ではほとんどマイクロスコープ診療しているそうです。メーカー主催のセミナーということもあって、宣伝的な部分もありましたが(笑)、臨床的なことも多く非常に参考になりました。

<カリエス治療>

マイクロクラックというエナメル室内の小さな亀裂(10㎛=0.01mm)から虫歯になる話では、マイクロスコープで15倍拡大で確認できるような小さな亀裂に関する話題です。オキシドールをしみこませたスーパーフロスでコンタクト部分をきれいにしないと観察できないレベルです。

①エナメル質は削除せずなるべく温存し、象牙質カリエスを除去後、コンポジットレジンで内面からリペア。

②エナメル質の実質欠損は物性が同程度のセラミック(e-max)で修復するのが原則。コンポジットだと力がかかり辺縁漏洩するという考えです。

③接着セメントはIn、Onに関してはVariolinkⅡ(ivoclar)、クラウンはRelyX Ultimateだそうです。 トリモチ状のキャリアでセット、余剰セメントはマイクロブラシで除去し、ピンポイントで照射できる照射器で仮照射し(隣接面にあてない)、隣接面の余剰セメントを除去、マイクロ下で。

ただし、治療終了後はナイトガード装着が必要な点、咬合負担が過多な部分に関しての対応が?な点が補綴出身の私には感じてしまいました。

いずれにせよ、保険治療で同等のことは不可能であり、中途半端に応用すると良好な予後は見込めないでしょう。

<歯周病治療>

超音波チップで適切にポケット内をデブライドメントすることが大切。もちろん、マイクロ下で。ハンドスケーラーで過度にルートプレーニングするとセメント質がなくなり、硬組織再生が難しくなってしまう。

分岐部病変はやはり難易度が高いとのこと。エナメルプロジェクションは超音波のラウンドのダイヤモンドチップで削除し、除去。sffのバーで研磨。器具が入りにくいところをなくすということです。これをポケット内の剥離のみで正確にできるのか不明。個体的、部位的な歯肉の性状によって状況が大きく変わるのではないでしょうか?

秋山勝彦先生考案のマイクロ用の剥離子を使用しているらしい。販売会社などは聞いていないので知っている方がいたら教えてほしいです。

歯周治療の流れとしては、 初診→各種検査(EPP,口腔内写真など)→ペリオの話。ここで、デブライドメントやメンテナンスの話を説明。

→TBI→デブライドメントするときはScせずに行うとのこと。 Sc前に行うのはScにより歯肉が引き締まった状態でポケット内の処置を行うのは難しくさせるから。

マイクロ下のペリオ治療により、術前後で歯槽骨の回復が見られる症例を供覧した。にわかに信

じ難いデンタルが並んでいたが、ホープレスな歯に施してみるのは良いと思われるが、保険診療、自費診療の境界、保証の問題など、設定する項目は課題となるでしょう。

<CO2レーザー>

GCのセミナーなんで、お勧めのレーザーはCO2レーザーです(笑)。結合組織移植によるドナーサイトのレーザー処置、術野への術後レーザー処置などが解説された。小帯切除を伴う口腔前庭拡大についても積極的にレーザーを利用。

秋山勝彦先生考案のMGJの〝Go Home Technique″について紹介。GC CIRCLE第144号に掲載されている。いずれにせよ、マイクロ下での術式なので、肉眼下では不可能らしい。

★まとめ★

MORAインターフェイスの利点による直視による施術が可能であることを力説されていた。が、実際はミラーテクニックで行うことが出来ないわけではないと思われる。マイクロによる治療の可能性を感じることができた。が、やはりテクニックセンシティブな点もあり、研鑽が必要であることが再認識された。また、何をどこまでやれるか、保険治療と自費治療のすみわけ方などが大きな課題である。

歯科関係者の方のご意見、ご質問などあれば相談フォームよりお願いします。

投稿者: ヒロ歯科クリニック

2014.08.07更新

足立区西新井駅近くのヒロ歯科クリニック院長の佐藤浩史です。

7/17に東京都歯科医師会卒後研修にて日本大学保存修復学 宮崎真至教授のセミナーを受けてきました。

2年前位に申し込みましたが、抽選で受講できなかったセミナーだったので楽しみにしていました。

接着の基礎と臨床的重要性のレクチャーでは、セルフエッチングプライマーシステムの現在を再認識しました。クラレの特許?だった、MDPプライマーが各メーカーにも応用され、オールインワンタイプアドヒージブもかなり信頼できるものになっているようです。メガボンド信者もそろそろ卒業でしょうか(笑)。そして、ワンステップシステムではエアーブローが重要です。後半のデモを実際に見ると、もっとしっかりエアーブローをする気になりました。某大学チームの推奨するシステムはテクニックセンシティブであまり勧めていませんでした。この辺は、各大学の研究成果、勢力図?なども影響も考慮に入れるべきですね。

臼歯部クラスⅡ充填のハンズオンは参考になりました。咬頭の作り方を勘違いしていたので、やっぱりハンズオンならではの気づきがありました。コンタクトに対する処置も参考になりましたが、臨床応用するとまた疑問点が出てきそうです。宮崎先生考案の充填器、M.Mレジンクリエーターなどが学内の売店で飛ぶように売れていました。多分定価で購入していたようです。知り合いがいたら止めてたけど(笑)。僕は翌日材料屋さんからヒロ歯科クリニックにないものだけを注文しました。

レイヤリングテクニックのレクチャーでは、明度のコントロール、色調はA系統でほぼOK、充填の色はオペークペーストで合わせる、など大まかな内容でしたが、詳細を聞くためにはそれだけで一日がかりでしょうね。

前歯部クラスⅣ充填のハンズオンでは、シリコンコアの勘所、コンタクトの処理、各器具の使い方など情報満載でした。ストリップスの使い方もためになりました。

ダイレクトラミネートべニアもさっとやりましたが、これはすぐには出来ませんね。破折などの時には応用できそうですが。これもマスターするには一日必要でしょう。

補綴出身の僕には新鮮なことが多いセミナーでした。だた、レジン修復に関しては、各大学や各先生の主張、考えによってバラつきが多く、メーカーとの兼ね合いもあるのでしょうが、その辺を頭に入れながら、書籍や各セミナーの内容を理解するべきと感じました。

 

投稿者: ヒロ歯科クリニック

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