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2007年10月16日
足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニックの院長です。
今日は入れ歯を装着のした後の調整についてお話します。
新しい入れ歯を装着した後には、噛み合わせの調整と入れ歯の内面の粘膜にあたる場所の調整、この2つは絶対に必要です。
まずは、噛み合わせの調整について説明します。入れ歯を作るとき、みなさんは歯科医院にあるイスに座った状態で噛み合わせの位置を決める検査を受けますね?歯科医師はその検査結果から噛み合わせを作るために人工の歯を並べて入れ歯を作り上げていきます。しかし、歯科医院のイスの上で噛み合わせが決められた新しい入れ歯は、患者さんの日常生活、つまり立ったり歩いたりおしゃべりをしたりと言った中での噛み合わせとはかならず微妙なずれが生じます。また、入れ歯を作る過程でレジン(プラスティック)の重合収縮により数百ミクロンの誤差を生じるため、調整が必要になってくるのです。噛み合わせがずれると、入れ歯が顎堤の上で動いて痛みが出ます。ですから、入れ歯装着後の1週間以内、1週間後~1ヶ月は噛み合わせの調整が必要です。
今度は入れ歯の内面のあたる場所の調整について考えてみます。入れ歯は接着剤でがっちりと固定するクラウンやブリッジとは異なり、噛む時顎堤上である程度は動きます。やわらかい粘膜の上に乗っているのですから、考えてみれば当然のことです。逆に言えば新しい入れ歯はピッタリあっているので、入れ歯がわずかに動きながら機能できる「遊び」を作らないと顎堤に傷をつけてしまいます。その遊び作りには、患者さんの普段の噛み癖、噛む力など、歯科医師側にとって予測しにくいものも関わります。これが新しい入れ歯装着後1週間以内など、とくに早期の顎堤へのあたりの調整が必要な理由です。
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