院長日記

2010年02月15日

中国製歯科技工物・中国製義歯の安全性について

足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長の佐藤浩史です。

2月6日・13日にTBSの報道特集NEXTという番組で中国製の歯科技工物・中国製義歯の安全性について報道があったそうです。私は実際に番組を見ていませんし、番組HPを見ても詳細がわからないのですが、中国を経由した歯科技工物や義歯は有害物質のベリウムなどが含まれているといった内容だったそうです。

当院の患者さんからも問い合わせをいただいたのできちんと報告させていただきますが、ヒロ歯科クリニックで扱う歯科技工物や義歯に有害物質が含まれていることは絶対にありません。

 当院の歯科技工物は保険、保険外に関わらず国内の特定の技工所に依頼して製作してもらっています。さらに、細かな指示が伝わるように指名した技工士さんに全て作ってもらっています。私の専門が「補綴」という分野で入れ歯や被せ物を取り扱うものなので、かなりこだわっていると自負しています。歯科技工物もいいものを患者さんに提供したいと考えているので、質の高い(技工料も安くない)技工所にお願いしています。製造コストを安くして患者さんの健康被害を及ぼすことなどまったく考えていません。

数日前に他の報道でもあったようですが、歯科医院はコンビニの1.5倍以上あり、1日1軒のペースで閉院しているそうです。歯科医院経営上、コスト削減することは重要ですので、全国の歯科医院の中にはコストのかからない質の悪い技工物を提供する医院があるかもしれません。しかし、医療機関としてお口の中の健康に関わる者としてそれでは本末転倒です。

私は現在の保険医療制度の中でも機能的にきちんとしたものを提供することは可能だと思っています。もちろん限界はあるので、その部分は保険外の治療ということになりますが、その分患者さんに満足度の高いものを提供させていただこうとしています。

歯科に関する報道もかなり偏ったものも散見されますので、もし疑問の点などありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

 

2008年05月11日

3Mix-MP法とは?

足立区西新井の歯科・歯医者、ヒロ歯科クリニックの院長です。

今日、夕方のテレビで3Mix-MP法について特集していました。番組ではこの方法は口内を無菌状態にする抗生物質による歯科治療を開発して、歯を削らなくてよい治療法と紹介しており、治療回数も1回で完治するというのです。

番組を見ているとまるで夢の治療のように思えます。しかし番組内ではとても重要なことが解説されていませんでした。それは・・・・歯科治療において日本(厚労省)で認可された薬剤ではないということです。

もちろん骨の人工補填材など認可されてない材料でよいものはたくさんあります。それらの多くは欧米などでは口腔内に使用可能であるが、日本では薬事法の関係などで認可が下りていないものなどがほとんどです。しかし、3Mix-MP法はそのようなものと大きく異なります。

一番問題なのは研究(論文)が充分でないことです。本当によい方法であれば、臨床応用に必要な研究を多く行い、学会で有効な治療法と認められることが必要でしょう。しかし、研究論文が圧倒的に少なく、実際に今の状態ではこの方法は認可されることはないでしょう。今はエビデンスに基づく治療が重要視されています。そういう意味では3Mix-MP法はエビデンスに基づいた治療とは残念ながらいえません。背景には認可を得るためには莫大な費用がかかることなどの理由もありますが、開発者の先生が本当に良い治療法だと思い、全国に広めたいのなら、認可を得るような活動をしていただきたいと思います。
かなり専門的な話になってしまいましたが、一般の方々(患者さん)には、テレビ番組などの報道を信じすぎないでほしいと思います。私は歯科が専門分野なのでほかのことはわかりませんが、歯科を取り上げている報道、とくにテレビ番組をたまに見ると事実とは異なることが多いと感じます。

明日以降、患者さんから「ヒロ歯科クリニックでは3Mix-MP法をやってますか?」という電話がかかってきそうですね(笑)。

2008年03月22日

米国で清涼飲料などによる酸蝕歯(さんしょくし)が増大

足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。

米国で清涼飲料などによる酸蝕歯(さんしょくし)が増大

米国で酸蝕歯(さんしょくし)が増大しているとの研究結果が、歯科専門紙「Dental Tribune」最新号に掲載されました。

酸蝕歯とは、歯の表面にあるエナメル質が酸が原因で溶けてしまう歯を指します。エナメル質が溶けると内面にある象牙質がむき出しとなり歯がもろくなりやすくなったり、しみたりします。原因の酸は、①酸性食品の摂取・②胃酸の逆流によるもの・③酸使用現場で働いている人、などが考えられます。

①酸性食品の摂取

炭酸飲料・スポーツ飲料や果汁が含まれる飲料などありふれた食品による過剰摂取によるものがあります。また、酢を健康飲料として摂取すること(例:黒酢の定期的摂取)で酸性食品を多く摂取し、歯の石灰化のスピードを上回ったとき歯が溶けてしまいます。

②胃酸の逆流によるもの

過食やアルコール過剰摂取による嘔吐や無理なダイエット、酸逆流症など胃酸が逆流し口腔内にとどまることにより歯が溶けてしまうものです。

③酸使用現場で働く人

水泳選手(塩素が原因)や酸性食品を取り扱う人などが挙げられます。

<症状>

エナメル質が溶解することにより前歯では歯冠が短くなり審美障害が生じます。臼歯部では歯冠長減少により噛み合わせが低くなり咬合の不調和が見られます。また、象牙質露出によりしみやすくなるなどの症状がでます。

<治療法>

酸蝕され歯が大きく溶解すると歯冠修復する必要がでてきます。歯冠修復の種類には、保険適用のメタルインレーやメタルクラウンのほかに、メタルボンドクラウンやオールセラミッククラウンなどがあります。酸蝕は徐々に進むので噛み合わせが低くなることなどに気づきにくい傾向があります。

<予防法>

原因となっている酸の量を減らすことが重要になります。過度の酸性食品を控えることや、胃酸逆流をしないように治療をすることなどです。

 

酸蝕歯がある場合、生活習慣や他の疾患などに原因があるので包括的な歯科治療が必要になります。

 

2008年03月18日

しっかりママの「歯育て(はそだて)応援教室」



足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。



「あだち広報」に掲載されているお知らせです 



しっかりママの「歯育て(はそだて)応援教室」

日時=3月27日(木曜)、午前10時から11時30分



対象=3歳から就学前の幼児とその保護者



内容=歯科医師による講話/親子体験学習(顕微鏡で口の中の細菌観察・だ液でむし歯予測テストほか) 定員=25組(先着順)



申込=電話番号03(3606)4171

会場・申し込み・問い合わせ先=東和保健総合センター歯科保健係


2008年02月26日

歯周病健診 あだち広報より

足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。

あだち広報より歯周病健診のお知らせです。

歯周病健診
日時等=3月19日(水曜)、午後1時30分から2時30分受け付け

対象=20から39歳(20年3月31日現在)の区民 注意:1年度に1回のみ

内容=歯周病などの歯科健診・相談/歯間ブラシ・糸付きようじなどの補助用具を使っての実習

定員=30人(先着順)

申込=電話または窓口

場・申・問先=竹の塚保健総合センター歯科保健担当
電話番号03(3855)5082

ヒロ歯科クリニックは足立区歯周病健診受け入れ機関になっております。40歳から70歳の足立区民の皆様が対象です。

問い合わせ先: 足立保健所 健康推進課 成人保健係  電話 3880-5111

2007年12月09日

「けんしんに行こう」 足立区医師会講演会

足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。

12月16日に足立区医師会(布川博永会長)にる区民講演会があります。
足立区内外の病院の院長・副院長が、健康と家族のための健診と検診の大切さを話します。
講演内容は

「足立区の健康診査・がん検診のこれから」 足立区 衛生部長 黒岩京子 先生

「肺がんから身を守るには」 等潤病院 副院長 谷口泰之 先生

「大腸がん・胃がん検診をうけましょう!早期の発見でより良い生活を!」 西新井肛門科 院長 久保田至 先生

「前立腺がんは急増しています!PSA採血検査で早期発見しよう」 勝和会病院 院長 木原健 先生

「子宮がんフリーの楽しい長寿」 真島クリニック 院長 真島靖重 先生

「乳がんで命を失わないよう!定期検診を受けましょう」 大塚ブレストケアクリニック 院長 大塚恒博 先生

「あなたの健診結果 本当に大丈夫?」 城北診療所 院長 須藤秀明 先生

日時:12月16日(日)13時55分開演
会場:足立区役所庁舎ホール
入場料:無料

問合せ:tel 3840・2111 足立区医師会館

自分のため、家族のためにこの機会に「けんしん」について考えてみるのも良いのではないでしょうか?

2007年11月24日

始めよう!楽しい口腔ケア

足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。最近、急な仕事があり、毎日診療後居残りでした。したがって、日記も更新できずにいました。今後はまたアップしていく予定です。

今日は「あだち広報」に掲載されているセミナーついてのお知らせです。

「始めよう!楽しい口腔ケア」~口腔機能をアップして、高齢期をいきいきと~

口から食べると言うことは全身の健康につながることは言うまでもありません。しかし、高齢になると口の機能は衰えてきます。歯みがきだけでなく口の機能を維持するためにぜひ口腔ケアをはじめましょう。

日時: 12月17日(月) 午後1時30分から午後3時

対象: 65歳以上の足立区民

内容: 歯科医師による講話 と 体験学習(口の体操・顕微鏡で口の中の細菌観察ほか)

定員: 30人(先着順)

申し込み: 電話03-3855-5082

会場・問合せ先: 竹ノ塚保健総合センターしか保健係

 

2007年10月29日

「口臭予防でさわやかライフ」

足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。

「あだち広報」に掲載されている歯周病予防教室(2日制)のお知らせです。

口臭が気になる方はいらしゃいますか?原因がお口の中にある場合、歯周病によるものが多いです。ヒロ歯科クリニックでも口臭が主訴で来院され、改善されている方もたくさんいらっしゃいます。まだ気にならない方でも歯周病予防教室で口臭の発生や歯周病の進行予防をしましょう。

日時:11月12日(月)・20日(火) 午前10時から正午

対象:足立区内在住・在勤の方

内容: 12日…講演会「気になる口臭の原因と予防」(品田佳世子講師:東京医科歯科大学)と口腔内写真撮影

     20日…実習「歯ブラシと補助清掃用具で息さわやか」(足立区・歯科衛生士)

定員:30人(10月26日から先着順)

費用:無料

申し込み方法:電話にて

場所・申し込み・問い合わせ先:竹ノ塚保健総合センター歯科保健担当 03-3855-5082

 

2007年10月28日

「いい歯ね☆あだちフォーラム」

足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。

「あだち広報」に掲載されているフォーラムについてのお知らせです。

11月8日のいい歯の日に、足立区民の方と一緒に「よく噛みおいしく食べる環境づくり」を考えるフォーラムが開催されます。2部構成になっていて第1部では、東京医科歯科大学の川口陽子教授が「『歯の健康』と食生活の関係」について講演されます。川口教授は私が学生時代予防歯科の授業でお世話になった先生で、話もわかりやすいのできっとためになると思います。第2部では、足立区公立学校での事例発表として、中川小学校から「噛むカム教室」、江北・千寿青葉中学校から「食育推進報告」、足立東高校保健委員による保健劇がそれぞれ発表されます。

詳細は以下のとおりです。

日時:11月8日木曜 午後1時30分から午後4時まで

場所:区役所庁舎ホール

費用:無料

申し込み方法:当日直接会場へ

問い合わせ先:千住保健総合センター歯科保健担当 03-3888-4277

 

2007年10月27日

11月8日はいい歯の日

足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。

11月8日はいい歯の日です。「あだち広報」に特集記事がありましたのでそれを元に歯の健康について考えて見ましょう。

よく噛んでおいしく食べるためには、健康な歯が必要です。虫歯のある3歳児の割合を見ると、足立区内の虫歯のある子どもは年々減っていますが、東京都平均より高い割合を示しています。平成17年度で都の平均は19.4%に対して足立区は25.6%と4人に1人は虫歯になっている計算になります。

この時期の虫歯ができる大きな原因は食習慣があげられます。甘い食品や飲み物の取り方に気をつけましょう。特に飲み物は要注意です。たとえばスポーツ飲料。これは糖分がたくさん入っています。お子さんも飲みやすいし、お母さんも与えやすいとは思いますが、なるべく糖分のない飲み物(麦茶など)を与えましょう。どうしても糖分を含んだ飲み物を与える時にはうすめてください。また、子供用のジュースなどありますが、これも糖分は多いので注意してください。

そして、食べたら(飲んでも)歯みがき!お口に糖分が残っているとお口の中が酸性になり歯が溶けやすくなります。歯みがきも重要ですよ。

2007年10月20日

40・50・60歳になる方の節目健康診査



足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニックの院長です。



あだち広報」に掲載されている記事で歯科・歯医者・健康・衛生に関連するものを紹介します。

「40・50・60歳になる方の節目健康診査」



対象:昭和23・33・43年1月1日~3月31日の間に生まれた方



内容:基本健康診査、各種がん検診、歯周病チェックほか



申し込み方法:対象者に10月19日ごろ送付する申し込みハガキに必要事項を明記し、郵送



期限:11月16日(金)消印有効



問合せ先: 足立区役所成人保健係 03-3880-5121



普段健康な方はなかなか自分の体に興味がないものです。歯周病についても自覚症状がない方が多く、症状に気づいたときには遅い場合もあります。ぜひ、区の制度を利用して健康診査を受けましょう。



 


2007年10月08日

メタボリックシンドローム予防教室



足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニックの院長です。



「あだち広報」に掲載されている記事で歯科・歯医者・健康・衛生に関連するものを紹介します。



日時:10月22日(月)・29日(月)(2日制) 午後1時30分~午後3時30分



内容:メタボリックシンドロームにならないための生活・食事・口腔ケアについて学びます。



会場:東和保健総合センター



申し込み方法:電話にて東和保健総合センター(03-3606-4171)まで。申し込み開始日は10月11日で先着順(定員25名)だそうです。



なかなか注意しようと思っていても実際に食事をどのように摂取したらよいかなど、疑問点も多いはず。是非参加してみてください。そして、内容を教えてくださいね。


2007年09月01日

お口エステ



足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。



今日は、R25の記事で歯科・歯医者に関連することが載っていました。



カウセリング&予防のために歯科で「お口エステ」してみたら?



お口エステとは面白い表現ですね。内容的には歯のお掃除のことみたいです。記事にもあるとおり、歯科は虫歯ができてから(いたくなってから)行く方が多いですが、最近は痛くならないよう「予防」のために通院する方が増えています。



ヒロ歯科クリニックでも当然のことながら予防歯科も行っています。症状が出てから受診すると手遅れのことが多いので、なにもなくても定期的に歯科医院を受診することをお勧めします。


2007年07月28日

<顎関節症>痛み和らげるサプリメント開発 三重大学など

足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニックの院長です。

 先日、顎関節症についての記事が掲載されていました。

<顎関節症>痛み和らげるサプリメント開発 三重大学など(詳細はクリックしてください)

顎関節症で悩んでいる患者さんは多いですが、その方々には朗報なのでしょうか?サプリメントの詳細がまだわからないのですが、この記事だけ読むと少し疑問です。顎関節症は色々な原因が挙げられる多因子性の症状の病態を表わした病名です。ですので、何が原因で顎関節症になったかによっても治療方法が異なります。詳細は省略しますが、顎関節にある関節円板という軟組織に再生作用が本当にあるのであれば興味深いですが、現実的に効くのでしょうか?今後の研究結果などチェックする必要がありそうです。

2007年07月09日

中国製練り歯磨きから毒性物質ジエチレングリコール検出

足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。

歯科・歯医者に関するニュースに対しての感想などアップしていこうと思います。

中国製練り歯磨きから毒性物質ジエチレングリコール検出

東京の業者が販売した中国製のホテル用歯磨き粉から毒性物質ジエチレングリコールが検出された記事です。詳細はクリックしてください。

人体に直接的な影響を与え得る医薬品や医療機器において、このような事例は絶対にあってはならないことです。製造販売業者の法令順守が第一ですが、それを支える有効な規格基準の整備も重要だと思います。 

はみがき粉に関しては、日本の主要な製造販売業者の製品には混入がないことを厚生労働省は6月15日付で報道発表しています。ヒロ歯科クリニックで扱っている商品についても問題はもちろんありませんのでご安心ください。

今回、北海道の食肉加工業者によるひき肉偽装事件では、表示以外の産地肉や異種肉の混入が故意に行われたことは記憶に新しいと思います。医薬部外品・化粧品、食品とジャンルは異なりますが、製造、流通、販売における現行の品質規格や成分表示に関する法令等の問題点が指摘されています。
日本歯科医師会では歯科器材に関するISO規格(国際規格)、JIS (日本工業規格)、薬事法における認証承認基準ガイドライン等の策定や改正に大きく関わっています。より安全な歯科医療提供のために貢献しているそうです(日本歯科医師会広報より)。